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2025年10月02日

【日本語別科】ネパールの「ビシャヤ・ダジャミ」の祭典を開催しました。

本学日本語別科にて、10月2日、「ビシャヤ・ダシャミ」を祝う祭典を開催しました。日本語別科には、ネパールからの留学生が多く在籍しており、彼らにとって盛大な祭典となりました。

ネパールの10月2日は、ヒンドゥー教最大の祭り「ダサイン(Dashain)」の中でも最も重要な日である「ビジャヤ・ダシャミ(Vijaya Dashami)」にあたります。ビジャヤ・ダシャミの意味と背景は、善が悪に勝利したことを祝う日 女神ドゥルガーが水牛の魔王マヒシャスラを倒した神話に基づいています。これは「正義の勝利」を象徴しています。この日は祝福と再会の象徴の日です。都市部で働く人々が故郷に帰省し、家族と過ごす大切な時間です。日本のお正月に近い雰囲気です。


額にティカをつけています
・赤い飾りと黄色い棒の意味
家族の絆を深める日 年長者が若者に「ティカ(赤い粉と米)」と「ジャマラ(麦の苗)」を額に付けて祝福する儀式が行われます。ネパールにおけるティカ(Tika)は、祝い事や祭りの際に額に付けられる印です。ティカは、米、ヨーグルト、赤い色粉を混ぜて作られます。ティカは、祝福や保護、家族の絆を象徴し、特にダサイン祭などの重要な祭りにおいて家族の年長者から若者に祝福や激励のメッセージを伴って若者に授けられます。ティカの色にはそれぞれ意味があり、赤はエネルギーや強さを表します。別科の留学生から「大学の偉い人からティカとジャマラを付けてもらいたい」とお願いがありましたので、柏木学長と藤井事務局長にお願いして参加して頂きました。

また、別科の留学生を代表して数名から、コメントを頂きましたので、日本語訳を掲載します。
ティカを付けているときに話したことですが、「JLPT合格できるように頑張る」「もっと日本語の勉強を頑張る」「日本で安全に平和に生活したい」「先生ありがとう」「故郷の家族の無事を祈ります」などのコメントを頂きました。


柏木学長を囲み集合写真
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