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本学では、実践的な英語力向上と異文化体験を通じての国際的視野の拡大を目的としてカナダでのホームステイと英語研修を実施しています。(令和2・3年度は、新型コロナウイルスの影響により中止となりました。)
毎年、夏休み中に、およそ1週間の日程で、台湾各地をめぐる国際関係研修を実施しています。研修では、台湾の政治、経済、法、社会の現状を学び、日台関係への理解を深めることを目的として、総統府(大統領官邸)や外交部(外務省)、教育部(文部科学省)を訪ねたり、裁判所、証券取引所の見学もしています。また、姉妹校を訪問して、教職員間、学生間の交流の機会を設けています。(現在、新型コロナウイルスの影響により実施しておりません。) (過去の研修記事)台湾の福建省の島、中国大陸の沖合にある金門島と、さらに中国のアモイ(厦門)にまで足を延ばして、台湾と中国との地域間交流の現状も見てきました。厦門は、19世紀にイギリス、さらに列強の貿易拠点が置かれ、日本を含む各国の領事館が建てられた地で、それらの遺構が残る興味深いところでした。また、台湾と中国との交流の最前線でもあり、わずか10年の間に高層ビル群が立ち並んだ様子には目を見張りました。 一方、金門島は、1949年の国共内戦で直接戦闘が行われた激戦地の戦跡が随所に残されていました。その後の中台間の砲撃は1978年まで続いたほどで、市街地の地下には広大な避難施設が残されていますが、今日では誰でも見学することができます。 台湾では、台湾綜合研究院に李登輝元総統(大統領)を訪ねました。2時間にわたって、台湾の今と日台関係について熱心に語られ、そして日本の政治と若者へのメッセージをいただきました。 また、台北市内のホテルで、平成国際大学に学んだ台湾の元留学生30人ほどが集っての同窓会を開催しました。それぞれ、フライトアテンダントとして、ビジネスマンとして、活躍している様子であり、何人かは大学院に進学してさらに日本についての研究を進めており、参加した教職員との旧交を温めるとともに、最新の台湾事情の情報交換の場ともなりました。
台湾の対日交流窓口である亜東関係協会会長の彭榮次氏と会見
台北賓館にて
台湾綜合研究院で李登輝元総統と会見、講話を承る
台湾高等法院を見学
淡江大学蘭陽キャンパスを訪問
国立高雄第一科技大学での交流会と瑞豐の夜市
1874年西郷従道軍の上陸地点の碑と、戦場の碑