教職課程概要

所定の科目を履修して単位を修得し、介護実習と教育実習を行うことで、法学部生は中学校社会科と高等学校公民科、 スポーツ健康学部生は中学校保健体育と高等学校保健体育の教員免許を取得することができます。ただし、教職課程には通常の学納金のほかに教職課程費が必要です。
本学のカリキュラムで 取得できる教員免許 |
本学のカリキュラムに加え、 星槎大学の通信教育を活用して取得できる教員免許 |
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法学部 | 中学校教諭(社会) 高等学校教諭(公民) |
中学校教諭(保健体育) 高等学校教諭(保健体育) 小学校教諭 幼稚園教諭 特別支援学校教諭 |
スポーツ健康学部 | 中学校教諭(保健体育) 高等学校教諭(保健体育) |
中学校教諭(社会) 高等学校教諭(公民) 小学校教諭 幼稚園教諭 特別支援学校教諭 |
他学部の免許取得は、原則として所属学部の教員免許取得を条件に、多様な免許取得の道が開かれています。 履修方法については、教職支援センターで履修相談を行います。 また、星槎大学の通信教育の履修には、星槎大学所定の費用が別途必要となります。
教職課程の四年間のスケジュール概要
- 1年次春学期から各学期のはじまりに際して行われる教職課程ガイダンスに参加する。
- 教職課程履修願を提出の上、教職課程の科目の履修登録を所定の期限内に行う。
- 2年次の7月に開催される介護等体験ガイダンスⅠに参加する。
- 9月~11月の間に開催される介護等体験ガイダンスⅡに参加のうえ、介護等体験申請を行う。
- 3年次の4月~5月に行われる介護等体験ガイダンスⅢに参加し、5月~10月の適切な時期に介護等体験を実施する。
- 3年次4月~5月に行われる教育実習ガイダンスⅠに参加のうえ、実習希望者登録を行い、実習校を開拓する。
- 3年次10月~11月に行われる教育実習ガイダンスⅡに参加し、教職実習事前指導を受ける。教育実習申請を提出し、教育実習登録を行う。
- 4年次の5月~9月において教育実習ガイダンスⅢに参加のうえ、教育実習を実施する。
- 4年次の10月~11月に、教育実習事後指導を受け、教員免許状申請打ち合わせ会に参加のうえ、教員免許状一括申請を行う。
- 上記の手続きを滞りなく終了し、教職課程の所定の授業を履修、単位を取得すれば、4年次の3月、学位授与式において教育職員免許状を交付される。
介護等体験について
中学校教諭一種免許状取得希望の学生は、 「小学校及び中学校の教諭の普通免許状授与に係る教育職員免許法の特例等に関する法律」 (介護等体験法)に基づき7日間の介護等体験をしなければなりません。
教育実習について
各中学、高等学校の実習生の受け入れは年々厳しくなっているので、実習に際しては、実習校から示される注意事項を順守し、真剣に取り組むことが必要です。また、教員採用試験を受験しない者を受け入れない学校もあります。さらに、所管の教育委員会の所定の手続きをしないと実習できない場合もありますので、手続に間違いがないように気を付けてください。
なお、教育実習実施のためには、その前年度末までに以下の科目の単位を取得済みであることが条件となっています。
教職支援センター 教員をめざす学生を親身に手厚くサポート
教員をめざそうと考えている学生にっとては、「免許を取るためにはどの科目が必要なのか」「どうすれば単位がすべて取れるのか」など、
少々不安があるかもしれません。そこで、平成国際大学では、「教職支援センター」を設置して、教員をめざす学生一人ひとりをきめ細かく、
手厚く支援しています。教職支援センターでは、次のような支援を行っています。
・履修指導
計画的に履修するためのモデルの提示、履修すべき科目を履修しているか等の確認
・受講状況の確認
レポート提出を厳守しているか、スクーリングを受講しているか等の確認
・レポートの書き方等の指導
・教育実習・介護等実習体験への支援
実習校・施設の確保、訪問等
・教員採用試験の過去問題や試験スケジュールなどの情報提供及び試験対策
・免許申請等、各種手続きの支援
・教職大学院への進学をめざす学生への受験指導